★Mt.富士ヒルクライム 2015★レースレポート風備忘録★
遅くなりましたが、6月14日(日)開催されました、
Mt.富士ヒルクライム 2015
レースレポートです。ダメダメの結果でしたので…お恥ずかしいコトばかりで参考になることが少ないかもしれませんが…ご了承ください。
<使用バイク>
JAMIS 2015 ICON RACE JPN EDITION カスタムVer.
<使用パーツ>
メインコンポ/SHIMANO 105 MIX 10速 フロント:コンパクト 50×34 リア:11-26T
ホイール/EASTON EA90SLX 700×23C クリンチャー
ブレーキ/SHIMANO DURA-ACE BR-9000
その他もろもろカスタム
<バイク重量>
7.6kg(ペダル無し) →レース時予想8kg超
<5合目に預けた荷物>
レインウェア(上下)・ウインドブレーカー・ベスト・車の鍵・補給GEL・塩ミネラルタブレット・どら焼き・コーラ
<バイク・身に着けた物>
750mlボトル1本 ・ 補給GEL ×3 ・ 塩ミネラルタブレット6個 ・ 攣り防止の120mlボトル入り酢 ・ iphone6
<車に忘れた物>
登坂タイムスケジュール表 ←トップチューブに貼り付けて各km地点でタイム確認を行うためのもの。せっかく用意したのに…(涙)
お金 ←スタート前の補給や、ゴール後の補給食その他お土産など買うのにも…全くないのは困りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
13日(土) : 前日受付
前日受付が(12:00~20:00)の為、前日現地入り。昼過ぎ頃千葉出発。八王子手前から渋滞の中央道を河口湖方面へ。
15時半頃河口湖出口通過も、駐車場までの道のりで大渋滞。迂回して、メイン会場の駐車場ではなく、少し離れた県立富士北麓駐車場へ。反対側なので意外にすんなり16時ごろ到着できました。
真ん中部分に、ちらりと…やっと顔を出してくれた、我らが富士山★
受付場所のメイン会場まで、駐車場までの大渋滞を横目に20分ほどバイクで自走(登り)。富士北麓陸上競技場で受付を済ませます。
(後でお客様に聞いたところ、近場に指定の県営駐車場から出ているシャトルバスを利用したところ、その大渋滞にはまり、ずいぶんとかかってしまったとの事。)
メイン会場の陸上競技場。ブース出展も多く、参加者もレース前日とあって、のんびりお買い物や昼寝…じゃんけん大会などなど、楽しんでおられる様子。
受付終了後は、宿の手配をしていなかったので、車中泊が可能な場所を探しに向かうため、早々に競技場を移動。
ナビで調べた、「道の駅富士吉田」が距離的に一番近かったので、そちらに向かうも一般道がまたもや大渋滞。道の駅も駐車場が埋まっていたらどうしよう…と不安を抱きつつ、18時前に着いてみれば、意外に空いており、こちらもすんなり寝場所確保成功です。
ここでも富士山が綺麗だったので、パチリ。
道の駅なのに、食事処が定休日(?)なのか閉まっていて、唯一開いていたビアレストランも、団体利用により食事まで1時間待ちという誤算はありましたが…なんとか9時には就寝。
このカツカレーは…なかなかの逸品でした。
8000人超の参加者が集まるイベント…必ず随所で渋滞が発生するので、車での移動の際は、渋滞対策と、早めの行動が必要でしょうか。
14日(日) : レース当日
3時起床。雨がパラつく中、3時半には、当日指定の駐車場へ移動完了。「4時開場」とあったので、早めに行って入り口で待つかと思いきや、すでに入場開始しており一安心。
暗い中、続々と…参加者の車が集まってくる様子は、少し異様でもあります。
まだ暗い中、着替えを済ませてバイクの準備と、5合目に預ける荷物等の準備。(←これは、前日にやっておくべきでした。おかげでお金や、タイムスケジュール表を入れ忘れ…)
5時ごろには荷物を持って、自走でメイン会場の陸上競技場へ出発。小雨は降り止まず…。
スタートゲートで記念撮影。
6時までには5合目行きの荷物を預けなければならず、ギリギリまで雨対策用の上着を預けるかどうか悩むも、最終的にはアームカバーのみ装着して全て預けます。
小雨から、降ったり止んだりになって来るが、上着が無いので寒い。バイクをスタート地点に並べに行き、体温が下がらないように、ダイナミックストレッチしながら待機。ここで、同じ第8ウェーブでスタートのTさまと合流。ひとりで寂しかった空気が、一気に和みました。ついでに第10ウェーブスタートの、テラススタッフMさんのところにも遊びに行ける…くらい時間に余裕。
7時頃、第1ウェーブスタート。スタート地点まで観に行きます。
スタート15分前くらいにバイクのところに戻ると、すでに第8ウェーブ集団の移動が始まっていてちょっと焦ります。が、開き直り、トイレを優先。スタート地点手前で追いつき記念撮影。この時点でほぼ雨は止んでます。
7時45分、計測開始地点まで移動開始。
バイクが軽い!!身体も動く!!楽しくなってくる。前方に見える集団を写真撮影…と油断していたら計測地点が迫り…。
サイクルコンピューターをリセットして、スタート!!…と思ったら、なぜかリセットされない…?!なぜ?昨日はできたのに…?!
登坂タイムスケジュール表も忘れた上…なんという失態。
…仕方がない!計測開始した時間のみ記憶…7時55分。あとは…アベレージ見ながら行こう!と気持ちを切り替えるしかありません。
Tさまは、目標90分…その凄さを全く知りもしない自分も、目標だけは90分。
JAMIS ICONのバイクの軽さと、予想以上に調子が良い感じの自分の肉体に、Tさまとタイムを確認しながら、「目標90分切り」ペースで登る。ひとりじゃなく一緒に登るのもまた楽しい。脚も動くので調子に乗ります。
10km地点、第1給水所を過ぎても、まだいい感じ…Tさまと、抜きつ抜かれつ…これは…案外僕も登れるじゃん…ホイール換えて正解だった!!楽し~。
そして…突如起こる異変…前に出たT本さまに追いつけない…あれ?なんだ?足が回らない…ダンシングしてみてもシッティングしてみても…力が入らない…(焦)
そんなに急斜面でもないのに…なんだこれ?…どんどん離され、遂には視界からTさまが消える。おかしい。
脚を止めてしまうと、もう再び漕げなくなるような気がして…必死で回す…回らない。インナーロー(26T)使い切る…それでも脚が重い。28Tにしておけば良かったか…?困った。補給は取っている…が、少し予定時間より早いがケイレンに効くというGELを2本目投入しておく。(自分、攣り症なので、ケイレン対策は念入りに…していたつもりですが…)
呼吸、ペダリング、筋肉…とにかく集中して漕ぐ…が、今度は寒気がしてくる…脚が…ももから膝が冷えて感覚が鈍る。なんだか意識も…朦朧としてくる。そろそろ3合目だろうか…上の方から太鼓の音が聞こえてくる。
第2関門17.2km地点。初めて足を着いてしまう。さすがにめまいがしてきたので。
第2の誤算、ボトルがここで空になる。やはり…2本用意しておくべきだったか。
第2関門で、とりあえず水のみ補給。
ふらふらもおさまり、太鼓の音に鼓舞されつつ…リスタート。ここで気付いたこと…なんと4合目まで来ていたんですね。必死で漕いでたあまり…3合目の看板まで見落としていたとは…。
そして始まるケイレン…一度右ふくらはぎがぴくぴくし始めてからは…もう、両ふくらはぎに始まり、両太もも…しまいに初経験のひざ裏ケイレン…回せなくなっては下りて伸ばし、また乗っては…回せなくなるまで漕いで…残り10kmくらいは、ひたすら筋肉との闘い。
補給は全て使い切り、後半のフラットコースでも全く速度は伸ばせず…なんとか気力だけでゴール…
5合目の賑わいは、さすがの日本一ヒルクライムイベント。完走できた達成感だけはしっかり味わうことができました。
が、悔しさは残ります。タイムどころか…途中からは完走が目標になってしまいました。
が、登ってきたら、もちろん下らなければ行けません。
すでに5合目に届いていた荷物…ちょっと送り過ぎかな~と思ってた補給食やどら焼きを即完食…なんとか倒れそうなところから復活。
防寒着を着こんで…ソフトクリーム食べたかったけど、お金持参し忘れと、たくさん並んでいたのであきらめ…賑わいを尻目に下りの列に並びます。
さすがは富士ヒル…大人数なので、人数分けて下らないと大変です。途中まで集団でじわじわ下り…あとは一気に下ります★
疲れも吹き飛ぶ爽快さ…飛ばし過ぎないように気を付けていても…あれ?時速60kmオーバー?!貸し切り道路じゃないとできません…。
ここでも安心要素のバイクの足周りとブレーキ周り…ハイスピードでのコーナーリングやブレーキングの恐怖感も無く下れたのは…カスタムした甲斐があったというもの…
下山後は、待ちに待った、吉田うどんのふるまいを満喫させて頂きました。
意外に2杯目まで手を出し…我ながらすごいと思ったら、上には上がいらっしゃいます。Tさま3杯完食。さすがです。
今回の、Mt.富士ヒルクライム 2015、
完走タイム : 2時間14分11秒
一緒に参加したサイクルテラススタッフの中でも…ビリッケツ!惨敗です。
ご一緒させて頂いた、Tさま、見事に、1時間28分51秒!!今後目標とさせてください!!
敗因/ 練習不足 ・ 自意識過剰 ・ パワー配分ミス ・ 補給準備ミス ・ 時間配分ミス …挙げるとキリがありません…。反省しきりです。
ただ、ひとつだけ言えるのは、こんなぼろぼろ状態でも完走できたのは、応援して下さった皆さまのおかげです!!ほんとうにありがとうございます!!
次回こそは、頑張って、90分切りを目指します!!また来年!!必ず戻って来ます!!
NAKAYAMA