折りたたみ自転車のすゝめ
皆さんこんにちは.放浪癖のある学生アルバイト,時田です.
2017年も残すところあとわずか.皆さんにとって2017年はどんな一年だったでしょうか.個人的には春に南米を長距離バスを乗り継ぎながら巡り,スペインにサグラダファミリアを訪問するために立ち寄り,世界一長距離を走るシベリア鉄道を制覇した世界一周の旅ができた非常に有意義な経験をさせて頂いた一年でした.
さて今回はそんな私が数ある自転車の楽しみ方のひとつをご提案いたします.
それは
折りたたみ自転車を用いた輪行旅.
折りたたみ自転車の醍醐味であり,折りたたみ自転車を用いた輪行は既に楽しまれている方も多いかと思います.
ここで改めて折りたたみ自転車の輪行の魅力を紹介します!
折りたたみ自転車の輪行をオススメする理由は以下の3つ.
- 1.気軽に輪行できる.
- 2.走るのがメインでなくても大丈夫.
- 3.旅先の行動範囲が広がる.
順を追って説明していきます!
1.気軽に輪行できる
折りたたみ自転車の特徴はなんといっても折りたたみ機構が付いているコト.私はロードバイクなどでも輪行をしますが,自転車の輪行袋への出し入れはホイールを外し、その外したホイールをフレームに傷がつかないように固定して…などなど正直めんどくさく感じることもありませんか?また輪行袋に収納したとしてもサイズはどうしても大きくなります.サイズが大きい為混雑した電車に乗るのをためらったり,混雑した車両を避けるなどいろいろ気を使いますよね.しかし折りたたみ自転車はそうした煩わしさが軽減され,気軽に輪行が出来ます.当たり前ですが,輪行時のサイズ感はロードバイクなどの折りたたみ自転車ではないものと比較して小さい!その為朝の通勤電車程混雑しているような場合でなければ車両を選ぶ必要はほぼありません(もちろん大きな荷物であることには変わりないので,周りの方の迷惑にならないよう細心の注意を払います).そして物によってはおよそ3~4分程度で輪行袋に納めることができます!思い立ったらすぐ輪行.この手軽さが大きな魅力.
2.走るのがメインでなくても大丈夫
私の勝手な偏見かも知れませんが“輪行”というとサイクリングがメインの旅というイメージがありました.それもそのはずこれまで私はロードバイク,クロスバイクで輪行をしたことしかありませんでした.しかし折りたたみ自転車はサイクリングがメインの旅でなくても問題ありません!旅のちょっとした自由時間にふらっと周辺の散策に使ってみるのはいかがですか?
飛行機での輪行では,ロードバイクやクロスバイクは航空会社によって追加料金を支払う必要があったり,事前に確認を取る必要があることがあります.しかし折りたたみ自転車であればサイズは大きなスーツケースよりも小さいためその必要が無い場合が多いです.規定のサイズ内に収まればスポーツ用品としてではなく,一般の受託手荷物として扱われることもあります(必ずご自身で事前に利用する航空会社へご確認をお願いします).また航空会社によっては複数個の受託手荷物が無料であることも多いので,今度のご旅行,荷物に余裕があれば折りたたみ自転車を持っていくのも楽しいかもしれません!
3.旅先の行動範囲が広がる.
これが折りたたみ自転車の輪行をオススメする1番の理由.
旅先での移動手段には徒歩や車,バス,タクシー,列車などの移動手段がよく利用されると思います.しかしそれぞれ良い点,悪い点があります.徒歩ではやはり遠くへは行けません.車は余程の長距離の運転で無ければ疲れず,遠くにも行けて便利ですね .しかし観光地では駐車場を探すのが大変だったり,小回りが利かなかったり…といったデメリットもあります.バスや電車等の公共交通機関も遠くに行くことができますが行動範囲は時間やルートに依存します.そこで折りたたみ自転車の出番です.ある程度の体力さえあれば行動範囲は徒歩よりも広がります.また車より小回りが利き,バスや電車の時刻を気にすることなく気の向くままに散策することだって可能です.僕の場合はカメラも趣味の一つなので気になったところですぐに止まれるのは大きな利点です.
行動範囲が広がれば見えてくる世界はきっと異なります.初めて行く場所はもちろん,既に何度か訪れたことがあるような場所へぜひ折りたたみ自転車を持って旅に出てみてはいかがでしょうか.
一人ひとり考え方は異なりあくまで個人的な考えですが,以上が私が実際に折りたたみ自転車を持って旅して感じたことです.
もし少しでも折りたたみ自転車に興味を持って頂けましたらお気軽にご相談下さい.折りたたみ自転車と一口に言っても多くの車種があり,それぞれ様々な特徴を持っております.お客さまにあった一台を考えましょう!
次回は私が実際に折りたたみ自転車を持ってインド20日間の旅行記を記したいと考えております.